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母校の同窓会でコンサート♪ そしていじめ問題に思う事。

明日から1泊2日で地元に帰省しま~す♪
というのも母校の同窓会でコンサートをさせて頂くためです♪

プログラムは次の通り。

浜辺の歌
お菓子と娘
素敵な春に
あなたが欲しい
セ・シ・ボン(シャンソン)
オペラ『ファウスト』より、宝石の歌



ピアニストは同郷出身で母の教え子の宮澤誠さん♪

同窓会といっても出席されるのは大先輩方で、同級生には会えるのかなぁ~~??

私の出身高校は女子高でした。
公立高校では珍しい商業科と家庭科と普通科があり、私は普通科の理系クラスに通っておりました。
しかし、高校2年になり音大に行く事を決意し、3年生からは文系クラスに変わったんだっけ・・・。

中学時代の殆どすべてをバドミントンに捧げていた私は、バドミントン部の強い高校に入学したものの、小学校の時から憧れていた剣道部に突如入部。
あの時、共にカビ臭い防具をまとい、汗をかいた友人達とは今でも大親友です!

いつも女子4人で図書館に行って勉強したり、お弁当を持ち寄って皆で食べたり、公園でセピア色の写真撮ったり、恋のお話ししたり、モンブランとかイチゴ大福食べたり・・・、本当に青春らしい青春を送っていたな~。楽しい事も悲しい事も皆で分け合っていました。

今振り返っても、本当に素晴らしい青春時代を送る事が出来たな~。
これも友人に恵まれたからでしょう。

突然ですが ♪ いじめ問題に思う事 ♪

今、ニュースではいじめ問題が騒がれていますが、被害者、加害者、教師、教育委員会、親、警察、様々な人々が絡み合い複雑な状況になっています。
政府も学校に臨床心理士を置く等、真剣にいじめを治療をしようと動き始めています。

でも私は治療と並行して心を育てる事を真剣に見直さないと、根本的には変化がないと思います。

子供の社会は大人の社会の縮図であって、大人の社会が変わらずして子供の社会を変えようなんておこがましいとさえ思います。

臨床心理士による治療も確かに必要だとは思いますが、やはりこれまで受験戦争の為に隅に追いやられていた情操教育の欠如が、じわじわとこの様な大きな問題へと進化してしまったように思えてなりません・・・。

そんな事を考えた時、フランスで体験したアトリエ教育は、今の日本に必要な教育だと思うのですが、1人の力では何もできない事が悔しいな・・・。

駅を歩いていても人に道を譲らないで、我が物顔で歩く人が多かったり、単純に人との距離が分からずぶつかってくる人に遭遇する事がありますが、アトリエでは他の人への配慮、思いやりを無意識で感じられるように体で訓練していきます。
人との物理的な距離が、感情の距離に比例していたりするんですよね。

また感受性は強くても外に向かって表現できなければ内にこもってひとりで悩みを抱え込んでしまったりということになるでしょう。これは日本人に陥りやすい危険な現象だと思います。
黙っていても相手には伝わらない事が多いのですが、黙っていることで平和が保たれるなら、それを選んでしまいがちです。また自分の気持ちを外へ発信することを極端に恥ずかしと思いがちです。
これもアトリエでは自分の感情を外へ出す事を訓練します。
そしてただ発信するばかりではなく、相手の感情を受け止める訓練もします。

その方法はダンスや演劇、音楽やデジタルアート、写真などの芸術を総合的に学び、その中で人と人との心の交流を訓練し、のちには自分の個性を発見し、人前で表現し、他人を認めるという総合的な情操教育なのです。

アトリエ教育が日本の学校の授業の中に取り入れられる日が来ると、とってもいいのにな。。。



話は変わりますが、母校の同窓会の次の日には東京都北区でオペラ 『あまんじゃくとうりこひめ』
します♪

入場無料、未就学児大歓迎です!
お時間があればいらしてくださいね♪
お母様方!!小さな頃から情操教育をしてあげて下さい!!心から願いします♪

母校の同窓会でコンサート♪ そしていじめ問題に思う事。_d0242554_20175312.jpg


それではまた~~!

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by maritanaka_fr | 2012-07-26 20:39 | コンサート